新型コロナウイルスの流行が収束してきて、徐々に日常が戻ってきている感覚がある。
災害やウイルスの流行があった後に、経済的損害を受けた観光業に向けて国が大きな
経済政策を行うことがある。これが消費者に届けられるのが「ふっこう割」だ。
ふっこう割とは？
災害等により、経済的損害を被った観光業に元気を取り戻すために国が補助金を
出すことが度々ある。２０１１年の東日本大震災の時も２０１９年に大型台風で
千葉県等が大きな被害を受けたときにも、経済的な回復を促し、消費を活発化する
ために国から観光産業へ補助金が出された。
この補助金を通称「ふっこう割」と呼ぶ。
「ふっこう割」は旅行者からもらうお金を減額して、その分を国に請求できるシステム
ホテルや旅館に直接適用されることもあれば、旅行会社のツアーや交通費に適用される
こともある。
例えば、本来２万円の宿泊費をお客さんからは１万円、国の補助金から１万円。
本来５万円のツアー代金をお客さんから３万円、国補助金から２万円。
というような仕組み。観光産業からするとお客さんが増えるし、
お客さんからすると安く旅行に行ける、ありがたい制度です。
コロナ対策のふっこう割は大盤振る舞い！各種条件もあるので注意
コロナウイルスの影響で廃業した大手ホテルもあり、観光産業は甚大なダメージを
受けた。すぐに、観光需要が回復するかもわからない状況で、観光業界は未だに
悲鳴を上げている。２０２１年に東京オリンピックが控えていることもあり、
日本は観光の魅力を少しでも早く取り戻したい。
観光立国を掲げる日本政府はコロナウイルスの影響を受けた観光業に多額な
「補助金」の予算を決めた。本気で観光を取り戻そうとしている。
６月より、「ふっこう割」によるツアーやホテルの予約が始まり、早速大盛況だという。
補助金予算額が限度なので、状況に応じては早めに「ふっこう割」が終わってしまう
かもしれない。いち早く、「ふっこう割」のサイトに行こう。
ふっこう割での補助金対象を受けるにはアンケートに答えることや、
居住地など細かな条件が定められていることがあるので、各サイトで確認することを
忘れずに！
頻繁に大手旅行会社のホームページをチェック！
「ふっこう割」のサイトと言ったが、はっきりいって情報が整ったホームページはない。
「ふっこう割」で通常の５割引の値段になっていることもあり、
売り出されたら、すぐに売り切れてしまう。だから、宣伝する必要もない。
旅行会社は普通の値段のツアーを売りたい。安さで売るのは一時的で、
「ふっこう割」が終わったら、売上が下がってしまったんじゃ意味がない。
「ふっこう割」については余程、予算が余らない限り、消費者が探しやすくなることは
ないだろう。
だから、たくさん検索して、情報を探しにいきましょう。
「JTB ふっこう割」「近畿日本ツーリスト ふっこう割」
「長野県 ふっこう割」「京都 格安 ツアー」
大手旅行会社のサイトに直接言って、ふっこう割のページを探してもいいかも
しれません。早く終わってしまうので、いち早く探しに行った方がいいですね。
できれば、毎日くらい。
