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プロ野球の開幕日が決定、Jリーグの再開目処が立つ。時間があるとハードルが上がると思ってしまう。

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今年は新型コロナウイルスの影響でいろんなイベントや興業が延期・中止になっている。

プロ野球は開幕延期、開幕こそしたJリーグは中断とスポーツ界の打撃も大きいが、

プロ野球の開幕日が6月に決まり、Jリーグも再開に向け目処が立ってきたようだ。

日常が少しづつ戻ってきている。スポーツも徐々に再開されるらしい。

新型コロナウイルスの影響で4月5月は多くのイベントが行われなかった。

旅行の自粛も求められ、人々は自宅待機を強いられた。

その努力の甲斐もあり、感染者数は徐々に減り、緊急事態宣言が解除され、

少しづつ今までの日常に戻ろうとしている。

もう少し時間が経てば、仕事帰りに外食し、休みの日にはショッピングセンターに行く

ような日になっているかもしれない。

ライブハウスや大規模イベントの再開の目処は経っていないが、

プロスポーツの開幕が宣言されたことは明るいニュースだ。

当面は無観客ということになっており、現場で応援することはできないが、

プロの運動技術を画面上から見て、心躍る日が近いかもしれない。

テレビも仕事も手探りで進んでいる。

テレビの放送でも、少しづつ以前の状況に戻ってきている。

緊急事態宣言が出た最初のうちは生放送のスタジオ収録で、

スタジオの人数を減らし、アクリル板を置き、モニターで出演者と

繋いで、「密」を避けて放送がおこなれていた。

最初は見ている私たちにとっても違和感があったが、徐々に慣れていった。

また、仕事でもそうだ。自宅待機を推奨されているから、出勤を最小人数に

しなければならない。その中で、手探りで仕事の仕方を考えていった。

メールやオンライン会議で済むことはないか、延期をすることはできないか。

最初は社内でも、取引先にも「それで大丈夫?」と言われていたが、

できないことはない。

Web用のカメラを買ったり、社用パソコンにセキュリティソフトを導入したり、

疑問を持ちながら、それでも密を避けて支障なくできる仕事のやり方を模索している。

今までなかった課題に向かっていくのは面白い。

ひとが手探りで頑張って対応しているのにも好感が持てる。

みんなで大きな課題に向かっている感覚。ポジティブな気持ちになれる。

開始日が決まって時間があると、何を仕込むのかというハードル。

短いタイムリミットの中で、少しづつ改善していくところには好感がもてる。

「試行錯誤」の跡が見えるといい気分になる。「頑張ってるな」って。

プロ野球の開幕やJリーグが再開されることになり、それが1ヶ月後のように

決まると、私は不安になってしまう。おそらく、私だけだろうが。

「ハードル上がっちゃうよ!」と思ってしまう。

短期間でなんとかしないといけないとなると、「準備頑張って!」という

気持ちになるんだが、ある程度時間があると、

「何をやってくれるんだろう?」というハードルになる。

時間があるんだから、しっかり対策をして、演出をしてくれるだろうと思ってしまう。

私にとっては、手探りで改善していく方が見ていて応援できるし、好きだ。

ただ、プロスポーツという環境ではシーズンの途中で環境が変わることは

好ましくない。優勝を決めて真剣に勝負しているからだ。

私は徐々に環境を変えていきながら、そんな環境でスポーツを楽しみたいと

思ってしまうんですよね。来週くらいに思い切って再開してしまうような。