国の偉い人が記者と「接待賭け麻雀」をやったとニュースになった。
なかなかなキラーワードだ。この言葉からは悪いことなのはなんとなく想像
できるが、どんなものなのだろうか。
接待賭け麻雀はどんなもの?
「接待」も「賭け」も「麻雀」も悪そうなことなのはわかるが、
3つはなかなかミックスしない。
「賭け麻雀」は賭博っぽいので悪そうな気がする。
とはいえ、誰でもやってそうであるし、そこまでスキャンダラスな気もしない。
「接待」はどうか。民間企業の人が受ける分には問題ないが、
「国」の偉い人が接待を受けるのはまずい気がする。
公的権力を利用する可能性があるからだ。
普通の接待でも問題ありそうだが、「接待賭け麻雀」ならなおのことだ。
接待を受けたのが、国の偉い人で、接待した人が新聞記者だったようだ。
偉い人が新聞記者と「賭け麻雀」をやって「接待」を受けたらしい。
まず思うのは、「麻雀」に「接待」なんてあるの?ってこと。
自分が接待賭け麻雀されたら嬉しいか?
調べてみると「接待麻雀」は普通にあるらしい。
会社の取引先の人と麻雀をして接待する側がわざと負けるということのよう。
ポイントは接待と勘づかれずに負けること。
明らかに負けようとしている相手と対戦しても面白くないはずだ。
だから、ちょうどいい具合に「自分の実力で勝った!」と思わせるのが
「接待麻雀」だ。これに「賭け」が加わる。お金を賭けていたのだろう。
新聞記者は「わざとと悟られずに負けて、金銭を偉い人に渡す」という
ことをしたということか。
で、この偉い人は「接待賭け麻雀」で勝って嬉しいかということ。
本気で「麻雀」をやって勝ったなら嬉しいが、接待となると・・・。
別にという感じ。
そうか、でも「悟られなければいい」ということか。
普通に飲み屋で出会って、
「最近麻雀ハマってて、今度うちでどうっすか!」って
家に誘われて、
「せっかくだから、ちょっと賭けますか」という雰囲気になり、
なんとなく打っていたら、調子良く、2・3万円くらい勝ってしまう。と
こんなことであれば、嬉しいか。知らなければ。
もうニュースになった今「おれ、接待受けてたんかい!」ってなって
悲しくなるよね。
けど、接待キャバクラも一緒か。
その構造に気づいちゃったら嬉しくないだろ!と思ったけど、
接待キャバクラも一緒か。絶対、構造に気づくもんね。
取引先と一緒にキャバクラに行ったら、
自分にばっかり「かっこいい」とか「面白い」とか言われて、
明らかにそれが「接待」って気づくよね。そしたら冷めるよね普通。
「接待」って気づいててもいいのか、それで気持ちいいのかね。
「接待」って気づかないようにやるのが、
本当の「接待」だと思うのは私だけでしょうか。