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疲れのV字回復の違和感を考える

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アリナミンのcmを見て

アリナミンのcmで「疲れのV字回復」と言っている。

cmらしく気持ちのいい言葉だ。

V字回復は文字としてもプラスの印象を与える。

たいそう良いcmだ。

けど、ちょっと違和感がある。

V字って大袈裟だろと。

そのままV字だと急降下からの急上昇だ。

グラフだから単位をごまかせば急なV字も作れるということか。

新聞とかでもたまに見るV字回復。

景気の話でも使われる。

円相場の急降下からの急上昇。

テンションが上がる感じもわかる。

V字回復のプラスイメージ

多分、景気の話でよく使うからプラスイメージが強い。

あと、VictoryのVとも重なっているからいいんだろう。

プロ野球とかもそうだ。

シーズン序盤は強かったが、途中に失速。

最終的に一気に逆転して、V字に成績がよくなり優勝。

「V字回復・V優勝」とか新聞に書かれるのか。

Vが2つでWになるのもいい。

Wは「Win」の意味もある。

また、Vサインという言葉もある。

ピースでもあり、チョキでもある。

写真をとる時にピースをするし、勝利のVサインにもなる。

両手でやればWだ。

演技のいいことが重なっている。

口に出しやすさもそう。

「V」は日本に根付いたポジティブの塊なのかもしれない。

V字とU字・I字の使われ方

線グラフなら「V」がいいが、動きとしては「U」でもいいはず

「U」の方が一気に下降するし、下の方でやや停滞。

そして一気に上がる。

こっちの方が気持ちよくない?

「U」はUターンで使われる。地方への帰省などだ。

これこそVターンもしくはIターンのはずだ。

Uターンなら、長野に帰ったついでに、

軽井沢と松本によって、帰るイメージだ。

なんなら「U」や「V」だと戻ってくる場所ちゃうやんって感じ

Vを使うほどポジティブでなくていいからUターンなのかね。

車運転していて、Uターンはわかる。

往路と復路が変わるからね。

まあ帰省の場合も往路と復路が違うからといえばそうか。

やたら縦長のUになるけど、そんなもんか。

 

 

 

実態じゃなくて、イメージ先行で言葉使われてるなって

お話でした。