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「点ピン(てんぴん)」はお遊びの金額か。麻雀での賭け金額について

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接待賭け麻雀問題が引き続き、問題になっている。

話題は記者と賭け麻雀を行ったということから、賭け金額の話へと広がっている。

賭け金額が点ピン(てんぴん)だったと。

点ピン(てんぴん)とは

点ピンとは1000点、100円のこと。

1000点の差がつくと、負けた方が買った方に100円払うというルール。

これが高いのか、低いのかという話。麻雀をやらない人には全くわからないと思う。

動く最低の点数が1000点。これは簡単に上がったとき。

難しい役満を親が上がると48000点。これは1晩麻雀をやっても多分1回もでない。

この珍しいもので4800円。普通にやっていれば、だいたい1時間半から2時間

やって、大きく差がついて3000円程度というところ。一晩で1万円にもならない。

大学生が徹夜でやるときはこれくらいでやっていることが多いようだ。

買った人が5000円くらいもらい、負けた人が5000円くらい払う程度。

多いのか少ないのかはわからない。そもそも賭博は違法行為だ。

麻雀に賭けは必要なのか

麻雀をやって賭けるのはわからないこともない。

ゲームには基本的に勝ち負けがある。トランプもテレビゲームもそう。

トランプやテレビゲームで賭けている人はほとんどいないと思う。

トランプやテレビゲームでは順位はついても、点数差はつかないものがほとんどだ。

だいたい、順位がついて、負けた側が勝った側に再戦を申し出るという構造。

トランプもテレビゲームも麻雀も運と実力の要素がそれなりに入っていて、

それがゲームを楽しくしている。運でカードの集まりが決まるけれど、それだけでは

なく、戦略性が必要になることもある。

テレビゲームでは実力の差があったとしても、ハンデ設定をすることなどにより、

ほぼ互角の条件で勝ち負けを決めることができる。

お互いの合意のもとルールを決めてゲームを行うという点は一緒だが、

麻雀と他のゲームがわかりやすく違うのは、麻雀は「リスクマネージメント管理」要素

が大きいからだと思った。

リスクマネージメントを覚えるいい機会では?

麻雀は牌を引いてくる運の要素もあれば、

相手の手牌や打ち筋を予想する戦略的な要素もある。

そんな中でも、他のゲームに比べて優れているゲーム性が「リスク管理」という部分

麻雀では攻めと守りという考え方がある。

攻めは自分があがって点数を稼ぐこと、守りは相手にあがらせずに点数を減らさないこと

単純に早くあがればいいという話ではない。

早く上がろうとすると自分が捨てた牌で相手にあがられてしまう危険性が増える。

また、1回の勝ち負けではなく、複数回やった上でのトータルの点数を競うゲーム。

ここが面白いところ。

点数差を見て、時には攻めて、時には守る。この「リスク管理」の重要性。

何回かやるとわかるが、攻めているだけだと、負けがこむことがわかる。

守りつつ、機を見て攻めに出るという戦略性。これがポイントで面白い。

これが、何かがかかっていないとみんなが攻めてしまうということがある。

みんな攻めていると、ほぼ運のゲームになってしまう。

賭けているものがあるから、その戦略性が緻密になっているともとれる。

リスクをとって勝負にいく。この感覚を1番味わえるのが麻雀なのだと思う。

 

とりあえず「賭け麻雀」は賭博なので、やめておきましょう。