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せいやのポケットいっぱいの秘密(ポケひみ) 霜降りのオールナイトニッポン0

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霜降り明星のオールナイトニッポン0(ANN0)のポケットいっぱいの秘密の回についてこの記事では書いていきます。

霜降り明星のオールナイトニッポン0は金曜深夜3時〜5時まで、ニッポン放送系列で放送されている番組。第7世代の霜降り明星が2人でトークを繰り広げている。2020年6月霜降り明星・せいやのセクハラ疑惑が報じられた。その報道があった次の生放送が6月19日の放送回で「後に伝説と呼ばれるのでは?」と囁かれている。

ラジオのコーナー、ポケットいっぱいの秘密(ポケひみ)

報道の直後ということで、どのような放送になるのか注目された。通常であれば2人の日常のトークから始まり、それぞれのフリートークがあったり、なかったりして1時間を過ぎたあたりからコーナーが始まるという展開。

6月19日の放送では冒頭から「ポケットいっぱいの秘密」のコーナーで始まった。「ポケットいっぱいの秘密」のコーナーはかつてはレギュラーで行われていたコーナーだが、2020年6月現在ではたまに行うコーナー。コーナーが全て終わってエンディングの前の4時50分ころから始まることがある。

コーナーの内容はアクネス・チャンの『ポケットいっぱいの秘密』の曲に載せて、リスナーから送られてきた秘密を発表するコーナー。文字で書くとこんな感じ。実際に聞いてみるとわかるが、ただ面白い秘密を披露していくという訳ではなく、せいやが「トランス状態」に入り、モノマネやリズムなどを使いながら、ボケたおすコーナー。

「お笑い要素」の強いフリートークやコーナーが多い中で、飛び道具的な「カオス」とも言える。多分、通常回でも賛否が分かれるコーナー。せいやのボケにひたすら粗品がツッコム。

これを多くの人が聞いてるであろう時に行った。しかも2時間まるまる。

せいやのZOOMセクハラ疑惑の次の回

報道の真偽や是非はおいといて、大きく報じられたあとの初めての生放送。本人からの謝罪や説明を求めて聞いていた人も多いかもしれない。そこに、せいやの「トランスボケ」を詰め込んだ「ポケットいっぱいの秘密(ポケひみ)」を2時間行った。

せいやがリズムに乗りながらリスナーからのメールをひたすら読んでいく、時にメールに関係ない、安田記念(競馬)の実況再現やいいとも最終回の再現をやりながら、普通でない状態でボケを続けた。それに粗品は乗りながらもツッコム。普段の「ポケひみ」が2時間ずっと続いている感覚だ。

長尺だということもあり、せいや得意の仁鶴師匠、桑田佳祐、カイジ、大槻班長などのモノマネを度々、てんどんしながら過ぎていく。

正直、飽きてくるかな?と思っていただが、そんなことはなかった。

特に、終盤「粗品がポケひみを歌う件」は今までのフリを全部回収するような会心のパートだった。また、時折せいやのトランス切れのような時間があったが、粗品が間を繋ぐツッコミをしていたりと主役はせいやでありながら、粗品がせいやを活かしていた。

ボケがツッコミを、ツッコミがボケを信頼しあっているのが感じられた。

せいやのモノマネの記憶力、再現力

「ポケットいっぱいの秘密(ポケひみ)」を2時間通しでやったことで、せいやのボケの豊富さが際立った。粗品がかつて「俺にないものを全て持っている」といった。若くして頭角を表していた粗品がせいやを誘ったのみうなづけるほどボケのバリエーションも多い。

モノマネが得意でバリエーションが多いのは知っていたが、記憶力と再現力がすごい!好きで何回も繰り返し見ているのか、自分をその世界に没入させるのがうまいのかわからないが、アニメやドラマやバラエティの再現力が他の人にはない力だと思う。芸人が話すドラマやバラエティの話は再現して、止めて、説明して、突っ込んでというパターンが多い。せいやは再現力および、再現内でボケることをしている。人気芸人なのにモノマネ芸人と同じ作り方ができることに関心してしまった。

 

バカみたいに書き連ねたが、是非radiko等で聞いてみてほしい。