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半沢直樹の再放送がTVer(ティーバー)で期間限定で配信中!

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2020年7月5日夜、TBS系列で『半沢直樹』の総集編が放送された。『半沢直樹』は2013年に放送された堺雅人主演の平成最後の超高視聴率ドラマだ。平成の後半に入ってから、視聴率が取れなくなったと言われるドラマ界で40%を超える視聴率を叩き出し、社会現象となった。

平成の後半になってから、超高視聴率ドラマは『半沢直樹』と『家政婦のミタ』くらいしかない。続編の放送日が決まったので、改めて半沢直樹の魅力を伝えたい。

『半沢直樹』とは

『半沢直樹』は2013年に日常劇場の枠で放送されたドラマ。原作は池井戸潤の別名小説だ。『オレたちバブル入行組』。かっこ悪いタイトルから主人公の名前である「半沢直樹」にタイトルが変わった。半沢直樹の決め台詞「倍返しだ!」が流行語大賞になるなど、当時はみんなが見ていた。

複数の要素があるが、サラリーマン・復習・逆転・人情など働くサラリーマンを応援するテーマであり、日曜の夜に家族で見るのに最適であった。『半沢直樹』のヒット以後、同放送枠は池井戸潤作品や「ルールに逆らい、人情を大事にする」サラリーマンもののドラマが多く放送された。
『ルーズベルトゲーム』『小さな巨人』『下町ロケット』など。

総集編の後、続編。TVerで見れる!

『半沢直樹』の2013年版は主人公、半沢がライバルである大和田常務に土下座させ、ハッピーエンドに思えた。昇任の人事かと思えば、頭取(とうどり)から言い渡されたのは「出向」。どこまでも組織からは見放される「半沢」を描いたところで物語は終わる。

2020年シリーズはその続編だ。すぐに続編を期待する声は多かったが、すぐには実現しなかった。それが、2020年に決まった。本来は4月に放送開始する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、撮影ができず放送が延期になっていた。また、サブスクリプションサービスでは見れないことを残念がる人も多かった。

7月5日に総集編の前編、7月12日に後編、7月19日に新編が始まる。さらに、総集編前編のあとに、ビデオオンデマンドの「TVer」で無料でノーカット編が見れることが発表された。前編が見れるのは1週間ほど。総集編・後編が終わったら、ノーカット編の後半も見れるということだろう。これは嬉しい!
しっかり予習して、続編に望める。

半沢直樹の魅力

総集編の前編を見たが、そのスピード感にすぐ2時間が過ぎてしまった。すぐに「Tver」に登録し、ノーカット編を見ている。その中で気づいた魅力を3点にまとめて。

濃いキャスト

出演者が豪華。主人公の堺雅人はもちろん、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、及川光博、宇梶剛士、檀蜜、上戸彩など。役者陣が豪華なだけでなく、「濃い」人を揃えているのがすごい。半沢の濃さが気にならないくらい、敵やライバルがそれを越えてくる演技を見せてくる。「ドラマ」というよりは「ショー」だ。彼らの演技が私達をドラマの世界に完全に引き込む。

倍返し展開

流行語になった「倍返し」。的確に決まり気持ちいい。序盤はひたすらやられる半沢だが、糸口をつかんで気持ちよく敵に「倍返し」する。様々なパターンがあるドラマではなかなか見なくなった「勧善懲悪」もの。展開がわかっていても、いやわかっているからこそ納得感があり、面白い。

金融知識が身につく

当時は全然気づかなかったが、金融関係の知識面からも勉強になり、面白い。裁量臨店、国税、融資課、根抵当権、稟議書など聞いたことのある言葉が出てくる。もちろんドラマなので、脚色されているだろうが、勉強になることが多い。最近『ナニワ金融道』を読んだので、そこで出てくる言葉がドラマでわかりやすく伝えられることで理解が深まった気がする。

『半沢直樹』、絶対流行るので「TVer」で見ておきましょう!