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サブスク PR

「サブスクリプション」とは?「サブスク解禁」を嫌がる気持ちがものすごくわかる。

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よく聞く「サブスク」の解禁。ただ単に私たちはそれを喜ぶだけでいいのでしょうか。

「サブスク解禁」とは

そもそも、「サブスク」とは「サブスクリプションサービス」のこと。

定額制の使い放題サービスのこと。

「サブスク」という言葉を広めたのは「音楽」のジャンルだろう。

「Spotify」「Amazon music」「Apple music」

様々なサブスクサービスが誕生した。

従来であれば、CDか音楽データを購入して、音楽を聞いていたが、

「サブスク」を利用することで、一定期間、登録された全ての音楽が聴けるようになる。

「サブスク解禁」はあるアーティストの音楽がサブスクで聴けるようになること。

この記事を書いている日には「RADWIMPS」の音楽がサブスクに解禁された。

「サブスク解禁」はサブスク「が」解禁されたというよりはサブスク「に」

解禁されたということ。

定額制・共用の流行り。

サブスクは音楽に留まらない。

映画の見放題もサブスクだし、服の定額借り放題、焼肉の食べ放題もある。

いろんなものが定額でサブスク化されている。

あらゆるものが定額でみんなが広く使えることが流行りになっている。

「インターネット」がそのはしりと言えるだろう。

誰でも通信回線代を払えば、使い放題で世界中の情報にアクセスできる。

「サブスク」はポジティブなイメージで話されることが多い。

平等に全員に情報が行き渡る。

または、所有から共有へという流れで、多くの人に使われるという流れ。

これが流行っている。共有され、いいものがシェアされれば提供者も頑張る。

インターネットが世界の情報にアクセスすることを容易にした。

その流れから平等でエコなサブスクはよいものだと捉えられる。

共用されれば、されるほど薄くなりませんか?

なんか、サブスクにしろ、インターネットにしろ

みんな平等に使えるようになることがプラスに捉えられ過ぎな気もする。

サブスクで全てが完結するというか。

サブスクの外にある音楽は見向きもされないというか。

自由になったはずなのに、それは人に決められた自由だったりとか

あとは元々持っていたものが「サブスク」として共有されるのもなんか嫌だ。

独占欲というか、私にしかわからないという気持ちが

私を肯定して、生かしてくれているような気もしていた。

そのアーティストが横にいて。

でも、もうみんなのものだ。定額で聴き放題だ。

他の「サブスク解禁」アーティストと横並びで遠くに行ってしまった。

そんな感覚。

 

 

 

まあ、新しく情報を得る入り口にはいいんですが、所有って大事な欲求だと

思うんですよね。