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「ずっちーな!」の元ネタを見た話 モノマネは人の興味を広げる。

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バラエティ番組でパロディにしたり、芸人がモノマネをしていたりするもので、

昔のもので、自分が元の作品を知らないことがある。

そんな「元ネタ」を偶然に見てしまった話。

織田裕二のモノマネのずっちーな!

山本高広がやっている織田裕二のモノマネの「ずっちーな!」

とんねるずやバナナマン設楽が気に入っているようで、とんねるずの番組でよく見る。

私は「織田裕二」が言ってそうなことだと思っていた。

確かに見るとモノマネを見ると面白いし、自分で真似したくなる気もわかる。

でも、あれは実際のドラマのワンシーンだった。

バラエティ番組でよくわからない過去の作品の例えを見ることがある。

プロレスや昭和ドラマとかはほとんどよくわからない。

「実際にあったんだろうな」と思うものもあるし、

細かすぎて伝わらないモノマネなどは芸人が面白いように作っているのだと思っている。

「ずっちーな!」も「言いそうシリーズ」のモノマネだと思っていた。

だが、実際に「ずっちーな!」はあった。織田裕二が言っていた。

元ネタは東京ラブストーリー第1話

それは東京ラブストーリーだった。

このドラマ名は誰でも聞いたことがあるものだと思う。

代表的なトレンディドラマだ。

主題歌は小田和正の「ラブストーリーは突然に」

出ているのは織田裕二、鈴木保奈美、江口洋介など。

バブリーな東京での社会人の恋愛を描くトレンディドラマだ。

私は「アマゾンプライム」で見ていて、でくわした。

第一話の終盤、織田裕二とヒロインの鈴木保奈美が食事を終えて

それぞれの自宅に帰るシーン。

お互いに別れの言葉を述べつつ、なかなか別のみちに歩を進めることができない。

そこで、ヒロインが提案する。

「せーの!」でお互いに背を向く。それで帰りましょうと。

織田裕二も賛同し、「せーの!」で織田裕二は背を向ける。

少し歩いて織田裕二が振り返ると、ヒロインはこっちを向いたまま

その場所に留まっている。

笑顔で2人の目があう。そこですかさず

「ずっちーな!」

モノマネを煮詰めた感覚。味が出る

まあー、笑いました。

あと、山本高広はやりすぎではなかったです。

踊る大捜査線とかのモノマネをやっている感じでした。

特徴を掴んでいているが、誇張しすぎた感じでではない。

モノマネだけをたくさん見ることで、私の中で元ネタのイメージが先行していました。

こういった過去の作品のパロディはたくさんあります。

くりぃむ有田がプロレスの話をしたり、

ナイツ塙が昭和の野球スターの話、真似をしたり、

元ネタを知らないので、似ているかは事実に促しているかはわかりません。

ただ、今回「ずっちーな!」を見てわかったのは、

知らないまま何回もモノマネを見ることで壮大な「フリ」が完成するということです。

似てても、似てなくても、事実でも、誇張でもなんでもいい。

フリが大きすぎて、現実に目の当たりにできてだけで感動して笑ってしまうんです。

時間はかかるけど、これが一つの爆笑の種になるんだと感じる出来事でした。