VOD（ビデオ・オン・デマンド）の１つにHulu（フールー）がある。Hulu（フールー）は日本テレビ系の番組が見放題になるサブスクリプションサービス。日本テレビ系列のドラマやバラエティ、映画をはじめとして海外ドラマや海外映画、他の局で放送されているアニメなどもある。
私もHulu（フールー）の無料トライアル中で、「未公開」部分などをよく見ている。
Hulu（フールー）とは。登録自体には無料のトライアルがある
Hulu（フールー）は日テレ系列の番組を見ると、CMがよく流れているし、番組の最後でも度々宣伝されている。宣伝では定額見放題で人気アニメやドラマが見れることがわかる。時間ができた人には魅力的なサービスだ。また、ドラマや番組の最後には「Hulu（フールー）で一気見」のように、Hulu（フールー）に加入すれば、見逃した部分が見れますと宣伝される。バラエティの最後には「オンエアでカットされた未公開部分を見れます」という触れ込みで宣伝されている。
「見逃し配信」は他局のTVer、フジテレビオンデマンド、Paraviなどでも宣伝されているが、未公開映像はHuluが圧倒的に多いと思う。
最初の２週間程度であれば、無料トライアルができるようになっている。
テレビ好きにはたまらない「未公開」「完全版」の数々
Huluの魅力は「未公開」部分の多さだ、我が家にはDIGA（ディーガ）があるので、見逃し配信はほぼ必要ない。DIGAは全録のHDDレコーダーで、１週間分くらいのキー局の番組が録画されている。
テレビと同じものはいらないから、テレビでは流れない部分を見せてほしいと私は考えており、魅力的だ。最近、見た番組は下記のもので全て「未公開」や「完全版」だ。
有吉の壁
水曜１９時からのバラエティ番組。若手芸人が「面白いこと」を披露するゴリゴリのお笑い番組。『有吉の壁』ではHulu向けコンテンツが豊富だ。オンエアでカットになった芸人のネタやオープニングトークの完全版、放送終了後の反省会などを見ることができる。テレビの枠には収まらなかったトークやネタが面白い。渋々「テレビの枠に収まらなかった」ネタが見れると強く思う。正直、「明らかにカットされるべき」と思うような未公開映像ではない。
住住（SUMUSUMU）
『住住（SUMUSUMU）』は２０１７年に放送されたバカリズムなどが脚本を書いた「バラエティドラマ」。バカリズム・若林正恭・二階堂ふみがそれぞれの部屋を舞台に、日常にありそうな些細な出来事を描いている。Huluでは２０１７年シーズンの一部未公開シーンと２０２０年配信のHulu限定のものを見ることができる。２０２０年版は二階堂ふみがぬけ、バナナマン日村と水川あさみが加わっている。
バカリズムが好きな私はこのために、Hulu無料トライアルに加入したと言っても過言ではない。ぼーっと見れてくすっと笑えるバカリズムの視点に驚かされる楽しい作品になっている。同じような作品で「架空OL日記」も楽しめる。
たりないふたり
『たりないふたり』はオードリー若林と南海キャンディーズ山里２人による漫才・コントの作成番組。人間として「たりないふたり」が日常のたりなさを共有し、それを漫才やコントに落とし込んでいく。当時アラサーで若手であった２人がのびのびと日常への不満をぶちまけて笑いにしていることに共感することも多い。
作品人気のため、続編が出て、２人が結婚した２０２０年にも新たなものが作られている。若手芸人の状態から、MCをやったり、結婚したりした２人の変遷が全て見れるのが楽しい。
「たりないふたり」シリーズでもテレビでは見れなかった「完全版」が見れるのがHuluの魅力だ。
他のVOD（ビデオ・オン・デマンド）はテレビ好きには飽きる
「未公開」や「完全版」はファンにはありがたい。私は「アマゾンプライム」にも入っているが、基本的には全て独立したコンテンツだ。テレビが好きで、テレビの流行を追いかけている人には「アマゾンプライム」の作品は独立しているようにして見えてしまい、飽きてしまう。
テレビの続きで、テレビの流行に流れている方が話題になりやすいし、「今見よう」という気にもなる。
有料での延長も検討しており、Huluには他にはない魅力がある。
