最近相次いで、今年の夏フェスの中止が発表されています。
本記事を書いている2020/5/15には4代夏フェスの一つである
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020」の中止が発表された。
相次ぐ夏フェスの中止
新型コロナウイルスの影響で多くのイベントの中止や延期が決定されている。
人が集まる音楽ライブイベントはその最たるものだ。
ゴールデンウイーク期間に予定されている春フェスについては大方中止となり、
多くの音楽ファンが「夏フェス」を楽しみにしている段階であった。
早い段階で北海道の夏フェスである「JOIN ALIVE」が中止を決定し、
東京オリンピック2020の延期も決まったことから、
夏フェスも中止となることも懸念されていたとは思う。
まだ、他の多くの夏フェスは中止を発表していないが、時間の問題かもしれない。
緊急事態宣言の解除とともに、徐々に自粛要請の解除となるが、
段階的な解除で大規模イベントはしばらく自粛するような要請となっている。
夏をどう過ごせばいいのか。
夏フェスの中止は悲しい。
私は20才になってから、毎年のように夏フェスに参加してきて、
夏には音楽と夏フェスが近くにいた。
海外のアーティストや知らないアーティストが多く出るフェスにも最近は参加していた。
6月くらいになると大方、ラインナップが固まり、渋谷TSUTAYAに行って、
来るアーティストの音楽を予習していた。
ラインナップの発表及び、TSUTAYAで音楽を物色すること含めて夏フェス・夏を楽しんでいた。
夏休みのない夏のようだ。夏フェスのない夏は。
今年の夏はどう過ごせばいいのか。
ある程度の自粛は解除されているかもしれないが、大規模イベント=「祭り」のない夏。
いかに人は祭りを必要としていることがわかるかもしれない。
大規模を小規模にすればなんとかなるか。
自粛を解除して、クラブでクラスターが発生したという韓国の報告もある。
政府の自粛解除の方針は慎重だ
政府の方針としては、小規模から順に解除していくということのようだ。あくまで「自粛要請」
感染者数と経済状況への影響を考えてということのよう。
確かに一気に解禁して、再び感染者が爆増したら元も子もない。
とりあえず、「小規模イベント」から様子見ということ。
100人未満くらいの百貨店の屋上ライブならいいということだろうか。
夏フェスもステージを小分けにすればできるということなのか。
まあ、そうなると祭り感は全然ないが。
経済用語で「スケールメリット」という言葉がある。
規模を大きくしていけば、利益も大きくなるということ。
小さな会場で1組のアーティストでライブを行うこれを100箇所でやるよりも、
大きな会場を1箇所借りて、100組のアーティストを集めた方が儲かるし、
来る人も多く、大きな利益を出すことができる。
ライブ用のマイクやスピーカー、出店やトイレも共用できるからコストを抑えられる。
スケールメリットを出せないと本来的な経済的な回復はできないと思う。
大規模イベント再開が1日でも早く戻ることを祈ります。